君津市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-05号

  • "空調設備更新"(/)
ツイート シェア
  1. 君津市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 2年 12月 定例会(第4回)            令和2年第4回君津市議会             定例会会議録(第5号)1.開議の日時  令和2年12月18日 午後2時00分1.出席議員  22名       1番   鴇田 剛君         2番   宇野晋平君       3番   鈴木高大君         4番   村上幸人君       5番   高橋健治君         6番   石上 塁君       7番   松本裕次郎君        8番   佐藤葉子君       9番   野上慎治君        10番   奈良輪政五君      11番   船田兼司君        12番   橋本礼子君      13番   下田剣吾君        14番   保坂好一君      15番   高橋 明君        16番   須永和良君      17番   加藤喜代美君       18番   三浦道雄君      19番   小倉靖幸君        20番   三浦 章君      21番   磯貝 清君        22番   小林喜久男君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         石井宏子君   副市長        中川茂治君   教育長        粕谷哲也君   危機管理監      石倉丈士君   総務部長       荒井淳一君   企画政策部長     竹内一視君   財政部長       和田祐一君   市民環境部長     茂田達也君   保健福祉部長     上野裕之君   経済部長       鈴木広夫君   建設部長       出口 勝君   教育部長       安部吉司君   消防長        高橋広一君   総務部次長      錦織 弘君1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       小石川 洋   事務局次長      西村泰典   主任主事       佐々木耕平--------------------------------------- △開議      令和2年12月18日午後2時00分 ○議長(鴇田剛君) 本日もご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は22名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。---------------------------------------追加議案受理の報告 ○議長(鴇田剛君) 次に、本日市長より追加議案の送付があり、これを受理いたしましたので、ご報告いたします。 なお、追加議案につきましては、お手元に配信してございます。--------------------------------------- (参照)                             君総第165号                             令和2年12月18日 君津市議会議長 鴇田 剛様                              君津市長 石井宏子               追加議案の送付について 令和2年第4回君津市議会定例会に付議する追加議案について、別添のとおり送付します。                   記 議案第25号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第9号)--------------------------------------- △議事日程の決定 ○議長(鴇田剛君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、お手元に配信してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第5号) 12月18日(金)午後2時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第7号ないし議案第24号(委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 議案第25号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(鴇田剛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、19番、小倉靖幸君、20番、三浦章君、21番、磯貝清君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第7号ないし議案第24号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(鴇田剛君) 日程第2、議案第7号ないし議案第24号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る12月7日の本会議におきまして、各常任委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員長から審査の経過並びに結果についてご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員長、野上慎治君から報告願います。 野上慎治君。     (総務常任委員長 野上慎治君登壇) ◆総務常任委員長(野上慎治君) ご報告申し上げます。 令和2年第4回君津市議会定例会において、総務常任委員会に付託されました議案4件について、去る12月9日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第7号 一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための作業に従事する場合に、その危険性等を考慮し、新たに感染症防疫手当の特例を設けるため条例の一部を改正しようとするもので、内容として、現行の感染症防疫手当の特例として、職員が新型コロナウイルス感染症の患者がいる区域等において、当該感染症から人命及び健康を保護するための作業に従事した場合に、感染症防疫手当を支給できる旨を定め、1日につき3,000円を、救急出動などで新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いのある者の身体に接触し、またはこれらの者に長時間にわたり接して行う作業に従事した場合にあっては、1日につき4,000円を支給しようとするものであり、令和2年4月1日に遡って適用しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、想定件数及び他市の改正状況について質疑があり、消毒作業を月2回程度、救急出動を30回程度見込んでおり、県内では、8月時点で8市が改正済み、また、今年度中の改正予定市が8市であるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 君津市コミュニティバスの設置等に関する条例を廃止する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、コミュニティバス人見・大和田・神門線及び中島・豊英線の運行主体を市から事業者へ移行することなどに伴い、君津市コミュニティバスの設置等に関する条例を廃止しようとするもので、施行期日は公布の日からとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号 財産の処分についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、君津市愛宕274番1外2筆の土地を売却するにあたり、地方自治法第96条第1項第8号等の規定により、議会の議決を求めようとするもので、内容として、約7万1,000平方メートルの土地について買受希望者を募集したところ、株式会社デイ・シイ1社から、主たる事業である山砂採取事業と早生桐の育成、加工、販売事業を組み合わせた事業用地とする事業計画書の提出があり、審査した結果、買受希望者として適当と認められたこと、また、地元自治会も本物件の売却について理解を示していることから、当該事業者を処分の相手方として、随意契約にて仮契約を行ったもので、売払金額は8,624万3,080円である。 なお、事業計画以外の用途での使用を制限するため、契約に違約金、買戻権または特別違約金の条項を入れて、その実効性を確実に担保していくとの説明がありました。 委員から、当該事業者を適当と判断した理由及び周辺道路や環境への影響について質疑があり、計画の実現性、地元雇用、資金計画等といった14項目から総合的に判断したもので、道路等への影響については、現在、寺沢地区において山砂の採取をしており、この規模を拡大するものであるため、車両の運搬ルートに変更はないこと、騒音、地下水、風等の影響については、事業者による住民説明会を実施済みであり、問題はないものと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第8号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算を議題とし、審査いたしました。 本議案は、まず議会費ないし教育費の各費目の一般職人件費について、議案第5号のとおり、期末手当の減額のほか、人事異動などによる過不足の調整をするものであること、加えて総務費及び消防費の一般職人件費について、議案第7号のとおり、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための作業に従事した場合の感染症防疫手当の特例として、特殊勤務手当を計上するものであること、また、総務費のうち特別職人件費及び教育費のうち教育長人件費について、議案第6号のとおり、期末手当の減額のほか、年度末の見込みによる調整をしようとするもので、人件費として総額4,713万5,000円を減額補正するものであること。 次に、総務費のうち総務管理費、市有財産処分事業については、議案第18号に係る愛宕地先の土地において部分林設定契約がされていることから、権利者である愛宕神社に対して配分する立木に対する補償金として358万4,000円を増額補正するものであること。かずさ水道広域連合企業団出資金等については、災害に備え、かずさ水道広域連合企業団が整備する非常用自家発電設備の設置等に対して出資しようとするもので、市内のポンプ場2か所での設置工事及び配水場等5か所での設計業務に対する費用として2,270万円を増額補正するもので、財源として全額地方債を充てるものであること。また、選挙費、千葉県知事選挙事務費については、令和3年3月に予定されている千葉県知事選挙において、新型コロナウイルス感染症対策として消毒液やフェイスシールドなどの消耗品を購入する費用として106万1,000円を増額補正するもので、財源として全額県支出金を充てるものであること。次に、消防費のうち消防団機庫整備事業については、消防団第10分団機庫の建替予定地について、地権者との用地取得交渉において内諾が得られたことから、当該用地の測量を行う費用として201万3,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、歳入について、財産収入9,072万2,000円については、議案第18号に係る土地の売払収入及び立木に対する補償金として株式会社デイ・シイから受け入れるものであること。また、繰入金、財政調整基金繰入金9,050万7,000円の減額については、本補正予算において人件費の減額や財産収入があったことから、財政調整基金繰入金の減額で措置しようとするものであること。繰越明許費の補正については、デジタル防災行政無線施設整備事業に関して、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響等により2期工事の完了が遅れ、3期工事における十分な工期を確保することが困難になったことから繰越しを行い、今年度から次年度にかけて工期を設定した上で執行しようとするものであること。債務負担行為の補正については、消防団機庫整備事業について、令和元年房総半島台風により被災した消防団第19分団機庫の再建のため、隣接する土地に令和3年度の上半期中を目途として、5年間の賃貸借契約で機庫を設置しようとするもので、機庫の建築期間を考慮すると令和2年度中に契約が必要なことから、債務負担行為の期間は令和2年度から令和8年度までとし、限度額は1,698万円とするものであるとの説明がありました。 委員から、かずさ水道広域連合企業団出資金等に関して質疑があり、非常用自家発電設備の設置個所については、法木山のポンプ場2か所への設置と小糸浄水場をはじめとする5か所の設計を予定しているとの答弁があり、非常用自家発電設備の設置による断水の解消についての質疑では、今年度の設置分により法木配水区以降の約2,300世帯の断水影響を軽減する効果があると見込んでおり、今後は、本事業分を含め16か所に非常用自家発電設備を設置する予定であるとの答弁がありました。 また、委員から、債務負担行為に関し19分団機庫再建の内容について質疑があり、5年間の賃貸借契約満了後については市へ無償譲渡となり、市へ所有権が帰属することとなるとの答弁がありました。 委員から、消防団機庫整備事業に関し、人口減少や加入率の低下といった要因から消防団の再編が議論されている中での建て替えについて質疑があり、19分団については、再編に向けての検討が始まったところであり、建て替え後の機庫を万が一使用しなくなった場合には移設が可能なものとなっていること、10分団機庫については、神門地区の防災対策において重要な拠点となるものと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(鴇田剛君) 次に、教育福祉常任委員長松本裕次郎君から報告願います。 松本裕次郎君。     (教育福祉常任委員長 松本裕次郎君登壇) ◆教育福祉常任委員長松本裕次郎君) ご報告申し上げます。 令和2年第4回君津市議会定例会において、教育福祉常任委員会に付託されました議案4件につきまして、去る12月10日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査をいたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第8号 君津市ひとり親家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし審査しました。 本議案は、千葉県ひとり親家庭等医療費等助成事業実施要領の一部改正に伴い、医療費等の助成方法を変更するため、条例の規定を整備しようとするもので、主な内容としては、助成方法について、利用者が一時負担した保険診療による自己負担額を、市の窓口での申請手続後、指定口座に振り込む現状の償還払いから、市が交付する受給券を医療機関等を受診する際に提示することで、本制度による助成が受けられる現物給付に変更することなどであり、併せて文言の整理を行うものであるとの説明がありました。 委員から、助成方法を変更する時期について質疑があり、システム改修に時間を要するため、令和3年4月1日からの施行となるとの答弁がありました。これに対し委員から、令和2年11月1日に施行している自治体もあるため、今後、制度改正等については、円滑な対応に努められたいとの意見がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第8号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算を議題とし、審査いたしました。 本議案は、民生費のうち社会福祉費、障害児通所等支援事業については、児童発達支援事業所から過年度分の給付費の請求に誤りがあったとして追加の請求があったことや、給付額が増加傾向にあることから5,004万2,000円を増額補正するもので、財源として国庫負担金2,502万1,000円、県負担金1,251万円及び一般財源を充てるものであること、介護保険特別会計繰出金については、介護保険制度の改正に伴いシステム改修を行うため754万円を、後期高齢者医療関係事業については、税制改正によるシステムの改修を行うため437万円をそれぞれ増額補正するもので、全額一般財源を充てるものであること。次に、児童福祉費ひとり親家庭等医療費等助成事業については、議案第8号のとおり、制度改正に係るシステム改修費用として139万5,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであること。次に、衛生費のうち保健衛生費、子ども医療費助成事業については、ふるさときみつ応援寄附金の充当により財源更正をするものであること。新型コロナウイルス感染症対策事業高齢者等検査助成事業については、感染すると重症化のリスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する方が、本人の希望により全額自己負担でPCR検査を行った場合の検査費用について、2万円を限度とし2分の1を補助する費用として392万4,000円を、学校等PCR検査データ解析事業については、新型コロナウイルス感染症が学校等で発生した場合に、安全・安心に事業を継続するため、行政検査の対象にならなかった関係者を対象として、千葉大学医学部に検体を提供し、PCRデータ解析を行うための費用として153万3,000円をそれぞれ増額補正するもので、財源として国庫補助金195万円及び一般財源を充てるものであること。また、医療関係団体支援金給付事業については、収束の見えない新型コロナウイルス感染症に対して、感染拡大防止の対策を行いながら地域医療を支える君津木更津医師会、歯科医師会、薬剤師会に対して支援金の給付を行う費用として162万1,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、教育費のうち小学校費、(仮称)上総地区小学校統合施設整備事業については、国の補正予算に係る交付金の決定を受け前倒しにより実施するため、1億9,964万6,000円を増額補正するもので、国庫負担金・補助金、市債及び一般財源を充てるものであること。また、当事業の交付額が当初予算で計上した額より減少したことにより、国庫負担金公立学校施設整備費国庫負担金370万9,000円を減額補正するものであること。小学校屋内運動場構造部材耐震化事業及び中学校屋内運動場構造部材耐震化事業については、八重原小学校八重原中学校の屋内運動場のつり下げ式バスケットゴールを改修するもので、国の交付金の決定により、令和3年度に実施予定だった事業を前倒しにより実施するため、小学校費は2,687万3,000円を、中学校費は1,373万9,000円をそれぞれ増額補正するもので、財源として、小学校費は国庫補助金493万1,000円、市債1,780万円及び一般財源を、中学校費は国庫補助金403万3,000円、市債840万円及び一般財源をそれぞれ充てるものであること。小学校費、スクールバス運行事業及び中学校費、スクールバス運行事業ICT活用推進事業については、ふるさときみつ応援寄附金の充当により財源更正をするものであること。次に、社会教育費、中央図書館照明設備更新事業については、中央図書館の照明設備更新の設計業務を委託する費用として468万6,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、継続費補正、(仮称)上総地区小学校統合施設整備事業については、国の交付金の決定を受け、令和3年度整備予定の内容を令和2年度に前倒しして実施することから、継続費を変更するものであるとの説明がありました。 次に、繰越明許費小学校屋内運動場構造部材耐震化事業及び中学校屋内運動場構造部材耐震化事業については、国の交付金の決定を受けたことにより、令和3年度に予定している工事を令和2年度に前倒しして実施することとしたが、年度内では適正に工期を確保できないことから、翌年度に繰り越すものであること。中央図書館空調設備更新事業及び照明設備更新事業については、当初予定していた空調機更新の設計に照明設備の設計を追加することに伴い、年度内では適正に工期を確保できないことから、翌年度に繰り越すものであるとの説明がありました。 次に、債務負担行為の補正について、君津市生活困窮者等自立相談支援事業業務委託6,740万4,000円は、生活困窮者への支援、被保護者の就労支援等を行い、貧困の解消や生活保護からの脱却を図るもので、複数年の業務委託契約をするため、(仮称)貞元保育園基本構想基本計画策定業務委託979万円は、(仮称)貞元保育園の建設にあたり、基本理念や備えるべき機能、配置計画などを検討するとともに、施設建設の具体的な課題や条件を整理し、基本構想及び基本計画の策定業務を委託するため、君津市学校給食共同調理場調理等業務委託8億6,490万6,000円は、現行の委託契約が令和3年7月31日で終了することから、今年度からプロポーザル方式次期委託事業者を選定し契約行為を行い、契約期間を3年間とするため、それぞれ期間と限度額を定め、債務負担行為を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、(仮称)貞元保育園基本構想基本計画策定業務委託に関し、(仮称)貞元保育園の定員について質疑があり、基幹施設として整備することから、市全体の供給量を想定し、待機児童対策も踏まえ、定員は150名を予定しているとの答弁がありました。 また、委員から、基本構想・基本計画の策定方法について質疑があり、基本構想・基本計画の策定は業務委託により実施するが、骨組みは職員で検討しながら、並行して民間の力を借りることでよりよいものを作成したいとの答弁がありました。これに対し委員から、保育環境整備計画ができた今、この事業については市の直営でできないのか、あるいはすぐ設計業務に進めないのか検討されたいとの要望がありました。 また、委員から、小学校屋内運動場構造部材耐震化事業に関し、八重原小学校体育館つり下げ式バスケットゴールの設置状況について質疑があり、体育館の構造上、固定式ではステージの障害となるため、つり下げ式バスケットゴールを設置しているとの答弁がありました。 また、委員から、非構造部材耐震化事業と大規模改修計画の整合性について質疑があり、非構造部材の耐震化事業については、大きな構造物の耐震化を優先して行う事業であり、他の老朽化に伴う改修については、個別施設計画等や学校再編のスケジュールと整合性を取りながら着手していきたいとの答弁がありました。 また、委員から、高齢者等検査助成事業について、受診方法及び助成がない場合の費用について質疑があり、65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する方を対象とし、本人が希望した場合、スムーズに受診できるよう、検査の受付から協力医療機関の照会までを市で行うこととする。助成がない場合の費用については、1件当たり3万円程度であるとの答弁がありました。 また、委員から、(仮称)上総地区小学校統合施設整備事業に関し、事業の進ちょく状況及び通学路の安全対策について質疑があり、現在、改築する部分の解体工事を行っており、年内に完了する予定で、事業はおおむね順調に進んでいる。通学路については、状況を確認しており、関係機関と協議しながら、安全に登校できるよう配慮していきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号 令和2年度君津市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、介護保険制度の改正に対応するため、基幹業務システムの改修に要する費用として924万円を増額補正するもので、財源として国庫補助金170万円及び繰入金を充てるものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 令和2年度君津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、総務費、一般職人件費については、職員の給与等の見直しに伴い183万5,000円を増額補正するもので、財源として全額繰入金を充てるものであること、その他諸経費については、税制改正によるシステムの改修に要する費用として316万8,000円を増額補正するもので、財源として国庫補助金63万3,000円及び繰入金を充てるものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(鴇田剛君) 次に、経済環境常任委員長、奈良輪政五君から報告願います。 奈良輪政五君。     (経済環境常任委員長 奈良輪政五君登壇) ◆経済環境常任委員長(奈良輪政五君) ご報告申し上げます。 令和2年第4回君津市議会定例会において、経済環境常任委員会に付託されました議案12件につきまして、去る12月11日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第9号 君津市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、市内事業者の大規模設備投資を支援し、競争力強化を通じた市内経済の継続的な発展を図るため、市内企業の設備投資に対する奨励措置を新たに設けるとともに、条例名称を君津市企業立地促進条例に変更等を行うため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は、令和3年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、設備投資奨励金の利用見込み及び中小企業に対する支援の状況について質疑があり、執行部から、設備投資奨励金については資産取得総額の下限を設けており、大規模な投資が可能である企業が当該制度を利用することを想定している。また、中小企業に対する補助については、平成27年から累積投資型立地奨励金を交付し、いち早く支援を行っているところであるとの答弁がありました。 また、委員から、近隣市の実施状況及び支援の実施に伴う税収の予測について質疑があり、執行部から、近隣市では袖ケ浦市が設備投資に対する支援を行っている。また、税収の予測については、評価額が5億円の設備投資が行われ、15年間使用した場合の固定資産税の累計額は約2,700万円であり、それに対する奨励金の合計額は約1,500万円となることから、約1,200万円が歳入になると試算しているとの答弁があり、委員から、議会等の要望にも応え、積極的に企業の支援を行うことはよい試みであると考えるが、今後は都心の企業から事務所等を誘致し、テレワーク環境の整備に対する支援の実施についても検討されたいとの意見がありました。 討論においては、賛成の立場から、企業において老朽化した設備の更新など莫大な費用を要している現状があることから、支援を行うことは高く評価できるものと考えられる。また、安定的な税収の確保は重要であることから、今後も広い視点で社宅跡地活用などの問題に取り組むなど、本市の企業で働くより多くの方が本市に住んでもらえるよう、環境の整備に努められたいとの討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 君津市貞元コミュニティセンターの指定管理者の指定についてないし議案第14号 君津市亀山コミュニティセンターの指定管理者の指定についてを一括議題とし、審査いたしました。 本4議案は、貞元、松丘、南子安、亀山の各コミュニティセンターの指定管理者として令和3年4月1日から2年間、各地域のコミュニティ活動推進委員会を指定するため、議会の議決を求めるもので、条例に規定する団体要件を付し公募したところ、4施設それぞれ各地域のコミュニティ活動推進委員会1団体から応募があり、所定の審査を実施した結果、指定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、各施設の今後の整備方針について質疑があり、執行部から、各施設において策定している個別施設計画を基に、公共施設全体の再配置方針を踏まえ、施設の利用状況等を勘案しながら今後の整備方針を検討していきたいとの答弁がありました。 討論においては、賛成の立場から、費用面には十分留意しつつも、各施設の利用者、住民等の声を聞き、それぞれの施設がニーズに合うものとなるよう、今後の施設のあり方について検討を進められたいとの討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 君津市勤労者総合福祉センター及び君津緩衝緑地(西君津)有料公園施設の指定管理者の指定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、令和3年4月1日から3年間、公益財団法人体力つくり指導協会を指定管理者として指定するため議会の議決を求めるもので、当該団体が勤労者等の健康及び増進を図る目的で設立された法人であることから、公募を行わず、管理運営に係る提案を受け、所定の審査を実施した結果、指定しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 君津市自然休養村管理センターの指定管理者の指定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、令和3年4月1日から2年間、NPO法人いきいき清和を指定管理者として指定するため議会の議決を求めるもので、条例に規定する団体要件を付し公募したところ、当該団体1団体から応募があり、所定の審査を実施した結果、指定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、今後の施設のあり方について質疑があり、執行部から、他の施設との複合化について検討しているところであるが、今回からの指定管理期間の中で具体的な方針を決定していきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号 君津市自転車駐車場の指定管理者の指定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、令和3年4月1日から5年間、アマノマネジメントサービス株式会社を指定管理者として指定するため議会の議決を求めるもので、利用料金制度を採用し、広く一般公募を行ったところ、当該団体1団体から応募があり、所定の審査を実施した結果、指定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、団体要件を緩和したが応募団体が1団体のみとなった経緯及び指定管理者からの納付金の状況について質疑があり、執行部から、募集の段階では3者から問合せがあったが、コロナ禍の中、売上げが激減しており、採算が見込めないため応募を断念したと聞いている。また、現在、指定管理者から固定納付金として年間300万円が納付されているが、こちらについてもコロナ禍の中で売上げが激減しているため、今回から社会動向の変化に対応しやすい利益還元方式を採用することとしており、納付金は約230万円を見込んでいるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号 市道路線の認定について及び議案第20号 市道路線の認定についてを一括議題とし、審査いたしました。 本2議案については、宅地開発行為により整備された人見地先の道路区域、人見、韮塚2号線及び歩専222号線について、道路管理の引継ぎが行われたため市道として認定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、道路管理の引継ぎにおける排水状況の確認について質疑があり、執行部から、宅地開発に係る協議の際に、雨水の流量に合わせた側溝の設計となっていることや、既存の側溝への接続状況、流末等について確認している。また、現地において設計書どおりの施工となっているか確認をした上で道路管理の引継ぎを行っているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 市道路線の認定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、宅地開発行為により整備された下湯江地先の道路区域、下湯江、前田線について、道路管理の引継ぎが行われたため市道として認定しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第8号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、労働費のうち労働費、君津勤労者総合福祉センター改修事業については、当該施設において経年による雨漏りが発生しており、躯体への影響が懸念されることから、屋根の修繕を行うため1,576万3,000円を増額補正するもので、財源については、全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、農林水産業費のうち農業費、農村環境改善センター管理運営事業については、当該施設において経年による雨漏りが発生しており、利用者の安全等の確保のため、屋根の修繕にかかる費用1,321万1,000円を増額補正するもので、財源については、全額一般財源を充てるものであること、農地中間管理事業については、当該事業の活用件数が当初の見込みを上回ったことから、集積協力金等を増額するため80万8,000円を増額補正するもので、財源については全額県補助金を充てるものであるとの説明がありました。 次に、商工費のうち商工費、ふるさときみつ応援寄附金事業については、前年度を上回るペースで寄附が集まっていることから、返礼品の発送等に係る費用として9,931万9,000円を増額補正するもので、全額一般財源を充てるものであること。観光協会育成補助金については、観光協会が実施している市内宿泊施設を利用した旅行者に対し本市の特産品を贈る事業について、県が事業期間を延長したことから、市の負担分として1,030万円を増額補正するもので、全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、災害復旧費のうち農林水産業施設災害復旧費、林業施設災害復旧事業については、令和元年房総半島台風等により被災した林道等の林業施設について、令和2年度に繰り越して実施しているが、土砂崩落等により追加費用が見込まれるため2,482万7,000円を増額補正するもので、全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、繰越明許費について、君津勤労者総合福祉センター改修事業及び農村環境改善センター管理運営事業については、屋根の修繕において十分な工期の確保が困難なこと、八重原線道路新設改良については、関連する先行工事の遅れにより工事計画の見直しに不測の日数を要し、適切な工期の確保が困難となったことから、それぞれ翌年度に繰越しするものであるとの説明がありました。 次に、債務負担行為の補正について、指定管理の議案に関する各施設の翌年度以降の指定管理料について期間と限度額を定め、債務負担行為を設定しようとするものであること。また、農業振興地域整備計画改定業務委託については、農振農用地の見直しのため、令和4年度までの3年間で債務負担行為を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、君津勤労者総合福祉センター改修事業、農村環境改善センター管理運営事業及び林業施設災害復旧事業に関し、補助金の活用について質疑があり、執行部から、君津勤労者総合福祉センター改修事業及び農村環境改善センター管理運営事業における屋根の修繕については、早急に事業を実施する必要がある状況の中で、該当する補助金がなかったため全額一般財源での執行となるが、林業施設災害復旧事業については、国の予算措置が間に合わないことから、令和3年度に補助対象分について補助金を受ける予定であるとの答弁があり、委員から、今後も事業の執行にあたっては十分な調査を行い、積極的な補助金の確保に努められたいとの意見がありました。 次に、八重原線道路新設改良に関し、事業が遅れたことによる影響について質疑があり、執行部から、事業を進める中で、地盤改良工事が必要となったため不測の日数を要したが、未買収用地の用地交渉を継続しながら、当初の予定どおり令和3年度の工事完成に向け事業を進めているとの答弁がありました。 次に、農業振興地域整備計画改定業務委託に関し、農振農用地の見直しに向けた事業の実施方針について質疑があり、事業の実施方針については、今年度中に委託業者と契約をして来年度から調査を実施する予定であり、基礎調査を進めるにあたり重点地区を定めるなど、市の考え方を反映することが大事であることから、基本方針の策定を行った上で、県との協議などを進めていきたい。また、総合計画における農業振興の方針など、関係する計画等との整合性を取りながら本計画の策定を進めていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(鴇田剛君) 以上で各常任委員長の報告は終わります。 ただいま行われました委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 18番、三浦道雄君。     (18番 三浦道雄君登壇) ◆18番(三浦道雄君) 日本共産党の三浦道雄でございます。 ただいまの各常任委員長の報告に対しまして、討論を行います。 私は、議案の中で、議案第9号の君津市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定についてと議案第18号の財産処分については同意できませんので、反対の立場で発言をさせていただきます。 最初に、議案第9号の君津市企業条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 かずさアカデミアパーク内の市有地内に本市の所有地もありました。その当時に、企業誘致を促進してまいりました。初めてそのときに企業誘致条例が制定されたのではないかと私は記憶いたしております。まだ議員になったばかりでしたが、なぜ民間企業等が自ら希望してその地に張りつくのに奨励金を出すのか、非常に疑義を持っておりました。民間企業が君津市の所有地に張りつけば、数年間は固定資産税等の相当額を免除するというものでございました。私は、大企業等への優遇税制の内容だと思っておりましたので、その当時、何度もアカデミアパーク内での企業等に対する質問をしてきた経緯がございます。 今回の改正案は、既に張りついている大企業に対して、社宅建設や設備投資を行う場合、その企業に対して税制上の優遇をしようとするものでございます。新型コロナ禍の下で、市民はもちろん、中小企業、小売業、病院等は大変な経営危機の下にございます。苦難に直面している市民や各種事業所等への税制的な軽減や財政的な支援が必要なこの時期に、なぜ大企業等が行う各種事業に対して奨励金的な優遇をする必要があるのか理解できません。大企業優遇を目的としている議案第9号の君津市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定については同意できませんので、反対するものでございます。 次に、議案第18号の財産処分についてでございます。 市保有の山林原野の売却に特別異議があるわけではありませんが、今回の案件は、問題はその財産処分をする相手でございます。株式会社デイ・シイは、セメント、固化材、骨材、環境リサイクル、不動産賃貸などの事業を展開する会社だということを自ら宣伝いたしております。 ところが皆さんにも議案参考資料の28ページをご覧いただきたいというふうに思います。 私もこれをよく読んで、これは大変だという自覚になりましたので、本日、討論をするわけでありますが、この議案参考資料の28ページ、29ページ、そして31ページを見ますと、その28ページの一番下の欄のところで、この財産の購入目的は、(1)山砂採集事業というふうに書いてあるわけであります。そして(2)では、早生桐の育成・加工・販売事業というふうに書かれております。 問題は、この山砂採集事業だということでございます。要するに山砂採集事業を目的としている会社に市の保有地を売却するというものでございます。私は、これ以上の自然環境を開発等で破壊することは認められません。市の売却等で愛宕地先が山砂採集場化する危険があるからでございます。また、広域農道はダンプ街道化するなども危惧するものでございます。 皆さんもご承知のとおり、新井総合施設株式会社の産業廃棄物処分場を鑑みれば、そのことを強く私は危惧するものです。第1期事業だけでやめると言っておりました。しかしながら、この事業が非常に需要が高くて、俗に言うもうかりますので、第2期、第3期と事業を拡張していったのでございます。 この29ページの配置図を見て、また31ページの市有地案内図を見ますと、この愛宕地区と寺沢と戸崎が山砂採集場化してしまう。山がなくなってしまう。自然が崩壊してしまう。こういうことを危惧したのでございます。 君津市は、森林開発等で自然環境を破壊してきました。ゴルフ場の開発しかりでございますが、猿、イノシシ等の有害鳥獣に、今、中山間地の皆さんは大変被害を被っております。これも自然破壊から発生したものではないでしょうか。 新型コロナ感染症の発症の原因が、人間と自然環境の調和が、自然環境への乱開発によって自然の生態系が崩壊したことによるものだと言う学者の方もいらっしゃいます。市が財産処分の名目で山砂採集業者に売却することは、さらなる自然環境の破壊に手を貸すことになるのではないでしょうか。 私は、そのような理由から、財産処分についての議案第18号の撤回を求めます。そして、この議案第18号に反対するものでございます。 ただいま触れませんでした他の議案につきましては、委員長報告のとおり賛成するものでございます。 以上です。
    ○議長(鴇田剛君) 16番、須永和良君。     (16番 須永和良君登壇) ◆16番(須永和良君) 議案第22号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第8号)について賛成の立場から討論をいたします。 本補正予算には、新型コロナウイルス感染症対策事業や学校の非構造部材の耐震化などが含まれることから、早急に対応していただきたいと思い、賛成をいたします。 しかし、1点、(仮称)貞元保育園基本構想基本計画策定業務委託債務負担行為の設定については、一言申し上げさせていただきます。 これは、9月に策定したばかりの保育環境整備計画には予定していないことです。議会に説明をして、パブリックコメントをして、二転、三転しながらもやっとつくり上げた保育環境整備計画です。ここにないことをするということ、そして貞元保育園の基本構想・基本計画を策定した後どうするのか。私は、常任委員会が終わった後、議案の調査をしましたが、パブリックコメントをしてつくったものに対して、それにないことをやる。じゃ、それをやった後にもう1回パブリックコメントをやるんですかと聞いたら、やりませんと。なぜかと聞いたら時間がないからと言います。 では、出来上がったものを、そこにないことをやるのに、勝手に3か月後に変えるということがまかり通っていいものかと非常に心配します。そして、これは当初予算にはなかったことです。当初予算にないこの外部委託を979万円で出すということ、当初予算にないということは、本来であれば職員でやろうとしていたことです。それが6月議会でもなく、9月議会でもなく、この12月議会に出てくる。では一体、12月議会まで何をしていたのかということになります。 実施設計を依頼する前の計画の部分というのは、今までも職員でつくってきました。この部分をやらずに来て、そして12月議会で補正予算で出すということの正当性はどういったものなのか、私は何度も考えましたが、どうしてもここについては納得がいきません。この部分については、再度よく検討していただきたいと提言をいたします。 その他の議案については、委員長報告のとおり賛成いたします。 ○議長(鴇田剛君) 20番、三浦章君。     (20番 三浦 章君登壇) ◆20番(三浦章君) 20番、三浦章でございます。 私は、全ての議案について、委員長報告に賛成の立場から、特にただいま反対討論がありました議案第9号及び議案第18号につきまして討論いたします。 初めに、議案第9号 君津市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定についてですが、大規模な設備投資に対して支援を行うことは、市内経済の継続的な発展につながるとともに、市内企業の競争力強化が図られるものと理解します。また、コロナ禍において企業の設備投資抑制が懸念される中、投資意欲の向上にも一定の効果があるものと理解します。今後も、立地企業の事業活動の支援を行うとともに、市民の雇用を促進するなど、市内経済発展のため取組を推進いただくよう望むものであります。 なお、中小企業への支援についても、コロナ禍において事業が継続できるよう支援金を給付するなど、様々な支援策が講じられているものと理解します。 次に、議案第18号 財産の処分についてですが、当該市有地は広大な土地であり、土地の活用方法によっては地域住民の生活環境等に大きな影響を及ぼすことも考えられますが、騒音、地下水への影響などについて事業者による住民説明会を行っており、地元自治会も理解を示していること。また、買受希望者の募集にあたっては、価格のみでなく、資金計画や地元雇用などの観点から事業計画書の審査を行っていること。さらには、契約の中で事業計画以外の用途での使用を厳しく制限するなど必要な措置を講じていることから、当該事業者を処分の相手方とすることには適当であると理解します。 以上、申し述べた以外の議案についても、委員長報告のとおり賛成であることを表明し、賛成討論といたします。 ○議長(鴇田剛君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 議案第7号 一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第8号 君津市ひとり親家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第9号 君津市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第10号 君津市コミュニティバスの設置等に関する条例を廃止する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第11号 君津市貞元コミュニティセンターの指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第12号 君津市松丘コミュニティセンターの指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第13号 君津市南子安コミュニティセンターの指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第14号 君津市亀山コミュニティセンターの指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第15号 君津市勤労者総合福祉センター及び君津緩衝緑地(西君津)有料公園施設の指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第16号 君津市自然休養村管理センターの指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第17号 君津市自転車駐車場の指定管理者の指定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第18号 財産の処分について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第19号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第20号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第21号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第22号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第8号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第23号 令和2年度君津市介護保険特別会計補正予算(第2号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第24号 令和2年度君津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第25号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(鴇田剛君) 日程第3、議案第25号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 議案第25号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第9号)について提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、児童扶養手当受給世帯等への支援に要する費用を計上したもので、歳入歳出それぞれ2,120万円を追加し、歳入歳出予算の総額を435億7,253万3,000円とするものでございます。 内容について申し上げますと、令和2年7月3日付で専決処分いたしました令和2年度君津市一般会計補正予算(第5号)のひとり親世帯臨時特別給付金給付事業における受給対象世帯に対し、1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円を再度支給しようとするものです。財源につきましては、全額国庫支出金で措置しております。 以上、議案第25号について提案理由の説明を申し上げました。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(鴇田剛君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第25号に対する質疑を行います。 下田議員。 ◆13番(下田剣吾君) 13番、下田剣吾でございます。 年内に苦しいひとり親家庭に対して給付金をするという大変いい事業だというふうに認識しますが、財政部にお聞きします。想定する対象に対する支給率を教えてください。多分100%ではないと思いますので、関連して、もし全ての世帯から申請があった場合の不足分についてどう対応するつもりかお聞かせください。 ○議長(鴇田剛君) 上野保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(上野裕之君) お答えいたします。 本給付金の支給率でございますが、本給付金につきましては、原則としましては、令和2年6月分の児童扶養手当を受給されている世帯に対して給付するものでございます。この世帯につきましては、申請を要さずに給付するということになってございますが、このほかに、例えば家計急変等によりまして直近の収入が児童扶養手当を受給できる水準を下回った方、そういった方につきましてはご申請をいただくことにより給付の対象となります。 この家計急変に伴い対象となる方がどの程度いらっしゃるかにつきましては、大変恐縮でございますが把握することは困難でございます。したがいまして、そういった方々に対して漏れなく申請が可能になるように、市のホームページですとか安心・安全メール、それからフェイスブック、ツイッター、あるいは広報きみつ、こういったものによりまして、家計急変の世帯につきましても対象になるということをご案内して、制度の周知に努めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(鴇田剛君) 下田議員。 ◆13番(下田剣吾君) 想定するものを財政部にお聞きしたんですけれども、どれぐらいあるかは分からないというのは分かったんですが、この予算の根拠となる想定する支給率はどれぐらいかというのを財政部にお聞きしています。 ○議長(鴇田剛君) 和田財政部長。 ◎財政部長(和田祐一君) 自席よりご答弁申し上げます。 担当部の積算によりますと、今時点のひとり親世帯につきましては、国勢調査等の全体のひとり親の数と、その中の今回給付を受けるような率を想定した予算措置をしておるところでございます。実際につきましては、児童扶養手当の6月の支給者ということである程度限定しておるということと、あと児童扶養手当の支給の対象とならない、収入が児童扶養手当の基準以上になっている方等につきましては、漏らさないような形で把握しているというふうに聞いておるところでございます。想定された予算というところで、支給につきましては把握できないというところがございます。 以上でございます。 ○議長(鴇田剛君) ほかに。     (発言する者なし) ○議長(鴇田剛君) ほかに質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結したいと思いますが、ただいま議題となっております議案第25号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、議案第25号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(鴇田剛君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 議案第25号 令和2年度君津市一般会計補正予算(第9号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鴇田剛君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(鴇田剛君) ここで、閉会にあたりまして、市長からあいさつがあります。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 令和2年第4回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る11月30日に開会いたしました本定例会は、本日をもちまして閉会となりますが、提案いたしました24議案と報告2件及び追加議案1件につきましては、慎重なるご審議の上、いずれも原案どおり可決、確定をいただき、誠にありがとうございました。 議員の皆様から会期中にいただきました貴重なご意見などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営を行ってまいります。 次に、この場をお借りいたしまして、トイレトレーラーの配備に向けたクラウドファンディングについてご報告申し上げます。 トイレトレーラーの配備に向け、10月23日から12月15日までの間、クラウドファンディングにより資金を募集したところ、当初の目標額500万円を達成し、その後の第2目標1,000万円も達成することができました。市内外から多くのご支援をいただくとともに、皆様から心温まる応援のメッセージもいただき、心から感謝を申し上げます。引き続き本市の防災力のさらなる向上と、全国に助け合いの輪を広げてまいります。 さて、令和2年も残すところ僅かとなりました。新型コロナウイルス感染拡大がいまだ収束を見せない中ではございますが、今後とも議員の皆様並びに市民の皆様との対話を通して、希望に満ちた君津の未来の実現に向け、全力で取り組んでまいりますので、引き続き、ご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。 いよいよ寒さ厳しき折から、議員皆様にはくれぐれも健康にご留意され、穏やかな新年を迎えられますよう心からご祈念申し上げまして、閉会にあたってのあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(鴇田剛君) これをもちまして、令和2年第4回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、誠にご苦労さまでございました。                      令和2年12月18日午後3時20分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。  令和  年  月  日            君津市議会議長   鴇田 剛            君津市議会副議長  保坂好一            署名議員      小倉靖幸            署名議員      三浦 章            署名議員      磯貝 清...